僕が世界一周をするにあたり、行ってみたいと最初から考えていた場所は、ほとんどが物語の舞台やモデルになった場所である。
ずっと一番行きたいのは、アフリカのサバンナ。ライオンキングの舞台。
暑いのか、そうでもないのか。
空気は乾燥してるのか、ジメジメしてるのか、
どんな匂いがするのか、
色彩はどんなだろうか、
自分で行って、感じたいのだ。
そしてクロアチア、アドリア海のドブロブニクもすぐに候補にあがった。
これはスタジオジブリの映画「紅の豚」の舞台。
同じくジブリの「魔女の宅急便」の舞台ではないか、とも噂されてるが、「魔女の宅急便」の舞台と言われている場所は他にもポルトガルのリスボン、スウェーデンのストックホルムなど多数ある。
これはその街に行って、「おー!俺いま◯◯の世界にいるー!」となるのが好きなのである。
それは具体的な街に限らず、インドの砂漠に行った時や、トルコで気球に乗った時のような非日常体験もワクワクした。
そこから一人で妄想するのが好きなのだ。
こういうののインプットは、ゲームや漫画やアニメが多い。
すぐ影響を受ける笑
旅の長距離移動は10時間移動とかはザラで、漫画や映画を見てることが多い。
ギリシャからイタリアへの船移動ではジブリの「耳をすませば」を見ていた。
「耳をすませば」
~あらすじ~(Wikipediaより)
~あらすじ~(Wikipediaより)
読書好きの中学3年の月島雫は、父の勤める図書館へよく通うが、自分の読む本を全て先に借りて読んでいる「天沢聖司」の名前に気がつく。その天沢聖司が同級生だと知るのに時間はかからなかったが、天沢聖司のことが何かと気になる雫。
ある日、図書館への道で不思議な猫を見つけ、その猫を追いかける。猫は小さなアンティークショップ「地球屋」へ入っていき、雫は店で老人・西司朗と出会う。西老人は聖司の祖父で、彼は地下の工房でヴァイオリンを作っていた。聖司はヴァイオリン職人になるためにイタリアへ留学したいという夢をもっていた。
確固たる目標を持っている聖司に比べて、何をするべきかが分からない雫。雫は自分の夢を求め、物語を書き始める。
1995年公開の映画だが、金曜ロードショーで何度となく再放送され、僕も中学生の時に初めて見た。
主人公二人のリア充すぎる青春の恋愛と、中学生なのに将来の進路を決めて留学までしちゃうという聖司くんのカッコよさに、
男子校に通っていた当時中学生の僕は、絶望した。
さて、そんな名作「耳をすませば」はもう何回も数え切れないほど見ているが、船の中でもわざわざ見ていた。
当然話のスジも全部わかってるが、今回ふと、聖司くんのある台詞がカーンと耳に飛び込んでくる。
「イタリアのクレモーナにバイオリン製作学校があるんだよ。中学を出たらそこへ行きたいんだ。」
イタリア!!!僕これから行くし!!!
聖司くんが留学し、夢のために修行していたクレモーナ!
僕も行きたい!!!
僕も行きたい!!!
聖司くんが雫を思いながら、夢に向かって過ごした街を見に行きたい!!!
こうして僕はすぐにクレモーナへの行き方を調べたのであった。
ちなみに、劇中で「クレモーナ」という名前が出てくるのはこの一言だけで、クレモーナの街が出てくるシーン自体はない。
ロケ地巡りができるわけでもなく、完全に妄想からの自己満である。
イタリアについてからホステルで出会う日本人に
「クレモーナ行こうと思ってるですよ!ほらあの『耳をすませば』で天沢聖司くんが留学してた!あれクレモーナなんすよ!」
と話すのだが、
「あー…『耳をすませば』は見た気がするけどあんま内容覚えていないや…」
と、意外とみんな「耳をすませば」を覚えていない。
あれ、「耳をすませば」はデフォなのって僕の周りだけだったの?笑
意外に導入が長くなったので本編は次回。
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