2013年6月15日、世界一周スタート。

世界を自分の足で歩いて、空気を吸って、自分の経験にしたい。
ダンサー、俳優、パフォーマー、表現をする人間としての自分の一部にしたい。
自分の中の世界地図を埋める旅。

タイ→ラオス→ベトナム→カンボジア→タイ(2回目)→マレーシア→シンガポール
→中国(広州)→マカオ→香港→中国(北京)→インド→ネパール→トルコ→ブルガリア
→ギリシャ→イタリア→バチカン市国→サンマリノ→スロベニア→クロアチア→モンテネグロ
→ボスニアヘルツェゴビナ→セルビア→ハンガリー→ポーランド→チェコ→オーストリア→ドイツ→(一時帰国)
→イギリス→フランス→スペイン→モロッコ→エジプト→ケニア→南アフリカ→アルゼンチン→ウルグアイ→チリ
→ボリビア→アメリカ→日本帰国

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2013/06/26

夜行列車の旅は素敵!チェンマイへ!

朝、9時半くらいにゆっくり起きる。
昨日はアユタヤに移動したから疲れがある。

今泊まっているルムピニーのゲストハウス「マダム・ゲストハウス」には計3泊。

最初はカオサンのゲストハウスに泊まっていたが、カオサンは賑やかすぎてなんだか肌に合わなかった。
マダム・ゲストハウスは普通の民家を改造したような作りで、普通に家の門を入っていく。
バス・トイレ共同、エアコンなしファンあり。140バーツ(420円)、wi‐fi一日40バーツ(120円)。
僕が帰るとマダムはいつも一階のリビングでテレビを見ていた。
部屋は狭くエアコンもないけどシングルルームってのはありがたい。
相部屋のドミトリーじゃ荷物も広げづらいし、やっぱり落ち着かないからね。


ある朝、出かける前にマダムと話をしていると、泊まってるタイ人?の女性(もしくはマダムの親戚かも?)にサワディーカップとあいさつしたらタイ語でいろいろしゃべってきた。どうやら僕のことをマダムになにやら話している。
「?」「なにを話してるの?」という顔をしたら、それを見ながら大笑いして「CUTE!」と言ってきた。
とりあえずニコニコしていると、「今日はどこに行くの?私と一緒に行くか?」と冗談交じりに言ってきたので、ニコニコしながら「ノー!^ー^」と言っておいた笑
そしたら「レディーボーイ?」と言ってきたので、それも即答でノー!と言った!
あんまりタイでニコニコ愛想振りまきすぎるのも問題だな…笑


そんな世話になったマダム・ゲストハウスを今日でチェックアウトし、今晩から寝台列車でタイ北部の街チェンマイに向かう。
バンコクからチェンマイは720キロ離れていて列車で約15時間の道のり。
国内間だが、この旅初めての陸路の長距離移動だ。

チケットはおととい、フアランポーン駅で購入しておいた。
最初は一番安い3等座席の271バーツ(813円)にしていたのだが、その後ネットで調べたら3等はイス席で寝台にはならないとわかったので慌てて変更!
無事、2等のエアコンなしの寝台に変更できて一安心。
2等エアコンなし、二段ベッドの下側で581バーツ(1743円)。

22時出発のバスなのだが、現在時刻は昼の12時前。
しかし宿をチェックアウトし、20キロくらいあるバックパックを背負い、前にサブバッグを抱えた状態で、街中をぶらぶらするのは正直厳しい。

とりあえずいつものお気に入り、チャムチュリースクエアのフードコートに行き、朝ごはん。

フードコート。いろんなのがあるように見えて、タイフードが8割。
まず、この中央のカウンターでこのカードを100バーツ(300円)分とか買う。
このカードでご飯を買って、余った分はカードを戻すと返金してくれる。
安定のパッタイ、50バーツ(150円)。

ご飯も食べたし、まだまだ時間をつぶさにゃならんので、予防接種、スネークファームへ。
ここから徒歩5分!二度目のタイ赤十字病院。

今日は狂犬病のみ!
前回来てるし、同じ流れだからかなりスムーズに30分くらいで終了!
狂犬病ってのは恐ろしい病気で、狂犬病に感染してる動物に噛まれて、発症したら致死率100%!
100%って!
つまりバンコクにたくさんいる野良犬とかに噛まれたら、一発アウト!これは恐ろしすぎる…
他にも犬だけじゃなくてコウモリとかに噛まれて感染する可能性もあるみたいだし、やっとくに越したことはないね。
もし予防接種をしてなくても、噛まれた後に数回のワクチン接種で大丈夫みたいだけど、海外で死ぬかもと怯えながらワクチン求めて彷徨うのは…
狂犬病はあと2回の接種が必要だから、忘れずにやらないと!
バンコクの野良犬。


予防接種が終わってもまだまだまだまだ時間があったので、ひたすらフードコードでiPHONEでネット。先々の国の観光や現地のこと、調べることは終わりがない。ネットって本当に便利だ。

19時くらいになり、モバイル(iPHONEとタブレット)の残電池量が気になる…。
これから14時間列車に乗り、ついてからも宿を探すことを考えると、フルにしておきたい。
残念ながらフードコートでは使えそうな電源はない。
スタバなら電源あるかな…

あったーーーーーーー!しかもこの人ら、めっちゃタコ足持ち込んでるーーーーー!てことはOKっしょ!
しかし上の写真見ても分かる通り、バンコクでもスタバではPC開いてる人だらけ!そしてスタバの外国人率の高さ!
ちなみに注文後、店員に「アリガトウ」と言われた!日本人たくさんくるのかな?顔日本人っぽいのかな?


ということで100バーツ(300円)でラテを買い、モバイルをフル充電。これで一安心。


一応余裕をもってフアランポーン駅へ移動。
駅にもバックパッカーがいっぱいだ。みんなチェンマイ方面かな?


22時発、チェンマイ行に乗り込む。


 中に入ると、すでにシートは寝台仕様にセッティングされていた。向かい合わせのボックス席部分が下のベッド、上のベッドは棚のように引き出して作られる。
防犯上は上のベッドの方が安心らしいが、上のベッドには窓がない。また、下の方が若干広く、人気らしい。
今回僕は下のベッドをとった!景色もずっと見れる!



これは僕の上のベッドを使う欧米人女性に撮ってもらった。

寝台車は9割が外国人、バックパッカーと言っていい。しかもそのほとんどが欧米人の若者。
もともと地元の人は移動にはこんな列車は使わないのだ。もっと安い3等車(イス席)もあるし、お金がある人は飛行機で1時間ちょいでいけるしね。

22時発の予定の列車が発車したのは結局22時51分だった。日本なら考えられないが、きっと海外ならこんなもんだろう。これは明日は何時に着くかな…

エアコンなし、扇風機のみ。車内は蒸し暑く、朝からシャワーを浴びてない身体はベタベタする。そんなバックパッカーをぎっしり詰めて、車内は何とも言えないにおいがする。
動き出すまでは暑くてどうなるかと思ったが、走り出したら窓から入る風が気持ちいい。雨季で湿度が高いからやっぱりベタベタはするけどね。

寝台列車は人生初だが、こんなに気分がわくわくするのもこの旅はじまって、最初の飛行機以来だ。
窓から見えるものが少しずつ変わっていく。

映画やテレビで(こうしてネットでも)いろんな体験を視覚や聴覚で感じることはできるけど、その土地のにおいとか気候、流れる空気とかまでは感じられない。
冷房の効いた映画館で見る映像で、現地のリアルな空気を感じるのは僕には難しい。
わくわくした気持ちや、感じた空気、においをしっかりと心に刻んで、今後の舞台や自分の表現の引き出しにしていかなきゃ。


ミュージカル「キャッツ」に「スキンブルシャンクス・鉄道猫」という夜行列車のナンバーがある。
きっと次にキャッツを見たら、僕は今日の初めての夜行列車の思い出がよみがえる。
夜行列車の旅は、非日常のとてつもなくわくわくする時間だ!


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