ほぼ午前中のバス移動は、4時間ちょいでももう楽勝。
バスを降りると、相変わらずのバイタクの客引き。
一応話を聞くと、どうやら宿のあるところまでは8キロはあるらしい。
たぶんホントだろう。
いくらだ?と聞くと、50000ドン(250円)だ、という。
ここのバイタクの相場がちょっとわからないが、フエのタクシーが初乗りで10000ドン(50円)だったことを考えると、50000ドンは高いと思う。
「高い、20000ドン(100円)ならいいよ。」と言うと、
すぐに「じゃあ、間をとって30000ドン(150円)でどうだい?」と言ってくる。
正直20000ドンでも高いかな、と思ってたので「20000ドンしか無理、バイバイ!」と言って去ろうとすると20000ドンになった。
バイタク、ようするに、スクーターに二人乗りをするわけだが、実はこの旅で初。
僕の荷物は、大きなバックパックとサブバック(リュックサック)がひとつずつ。
乗れんのか!?と思ったが、荷物はドライバーの前の部分(足をおくところ)にスポッとはまった。
僕はヘルメットをかぶりドライバーの後ろにまたがり、両手で自分のシートの下のグリップ部分を掴む。
さすがにドライバーの腰に手を回してしがみ付きたくはない。
バイタクはそんなに速度も出さないので乗り心地は安定していた。
安宿街につき、20000ドンを払おうとするが財布に50000ドン札しかない。
それでお釣りをくれるか聞くと、
「おいおい、足りないよ!俺は20000ドン(100円)じゃなくて、200000ドン(1000円)って言ったんだぜ!?」
とか言ってくる!
ハァ!?
これにはさすがに喧嘩越しで対応する。
「ハァ!?この距離で200000なわけないだろ!20000に決まってんだろ!」
「いや、200000って言った!200000だから俺は走ったんだ!」と向こうも強気。
たしかに、値切りの段になった時に、2とか5とかの単位で話していた。
それが、2 ハンドレッド サウザンド、つまり200,000ドンのことだった、と言っているのだ。
だが、この距離で200,000ドン(1000円)なんていうのは、常識で考えてありえない!
いや、常識なんてないのか?言い値ってのはそういうもんなのか?
こういう時に、ホントに何を根拠に戦ったらいいかわからなくなる。
とにかく戦おうと思い「いいや、絶対に20000ドンだ!200000ドンも払えるか!」
としばらくやりあってると、
「じゃ100000ドン(500円)で勘弁してやるよ!」と言ってきた。
まだぜんぜん高いわ!
「ダメだ、20000ドンって言った!」
と、譲らない姿勢を見せたのだが、現実、財布には50000ドン札しかない。
…あとは小額紙幣合わせて16000ドンくらい。
まわりには、宿はあるけど商店は見えない。
結局…紙幣もないし、50000ドン(250円)まで下がったところで手を打ってしまった。
あー!乗る前に、紙幣を崩しとけばよかった!
そんな大きい額じゃないけど、してやったり顔して去って行ったバイタクがムカつく!!!
ベトナム来てから、ボッタクリ関連のイライラがあるけど、結局は自分の弱さがボラれてんだなーと思う。
だから余計にムカつくし、凹むわけだけど。
元々、日本にいても飲み込んじゃうタイプなので…。
カモになってるなー。
日本人ってそういうとこあるよね?まぁ自分が我慢すればいいか、みたいな。
こういう、僕のような強く出れない人がいるから現地のボッタクリが日本人を舐めてかかって、ふっかけてくる、という話も聞きます。
すいません。ダメな例ですね…。
あー!ってかこないだハノイでタクシーでやられたばっかで、ホントに情けない!くやしい!
情けない話だけど、今後の自分への戒めも含めて!
負けない!
ベトナムのタクシーには勝って終わりたいー!!!
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