2013年6月15日、世界一周スタート。

世界を自分の足で歩いて、空気を吸って、自分の経験にしたい。
ダンサー、俳優、パフォーマー、表現をする人間としての自分の一部にしたい。
自分の中の世界地図を埋める旅。

タイ→ラオス→ベトナム→カンボジア→タイ(2回目)→マレーシア→シンガポール
→中国(広州)→マカオ→香港→中国(北京)→インド→ネパール→トルコ→ブルガリア
→ギリシャ→イタリア→バチカン市国→サンマリノ→スロベニア→クロアチア→モンテネグロ
→ボスニアヘルツェゴビナ→セルビア→ハンガリー→ポーランド→チェコ→オーストリア→ドイツ→(一時帰国)
→イギリス→フランス→スペイン→モロッコ→エジプト→ケニア→南アフリカ→アルゼンチン→ウルグアイ→チリ
→ボリビア→アメリカ→日本帰国

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2013/06/30

念願の、象乗り体験!ぞうかわいいいいいいいいいい!

チェンマイで絶対やりたかった「象乗り」当日!


ゲストハウスまで迎えに来るバンは予想を裏切り、指定時間帯8時15分~30分の頭よりさらに5分早く、8時10分に来た。
なるほど…そういうパターンもあるのね…

バンは順番にホテルを回り、ツアー参加者をピックアップしていく。
英語を話すガイドさんはタイ人の女性。

ツアー参加者は、
中国人カップル。
韓国人夫婦。
アメリカ人父子とその彼女、彼女の友達の4人グループ。
日本人女子2人組。

そして僕、一名。

あーーーーーーーーーですよねぇーーー。
ツアー参加とかだいたいグループですよねーーー。

と、早朝から若干ダメージを受ける 笑。

僕、割と「おひとり様」得意な方なんですけどね。
「一人焼肉」は劇団の全国ツアー公演中に奄美大島の牛角でもやったからね。
奄美大島まで行って、一人牛角。
全国ツアー公演を1年とかやると、もはやご当地物とか関係なく、ただただ焼き肉が食べたい時があるからね。


…さて、話は「象乗りツアー」に戻り、
車で40分、エレファントキャンプへ!もはやおひとり様でも全力で楽しまなくては!

まずはバンブー・ラフティング!
ゆったりした流れの川を下っていく。
リアル・ジャングルクルーズ!船頭さんもタイ語だけどなかなか陽気で面白い!




ゆったりした川の流れ、周りに見えるは青々とした草、少し天気は良くないけど、カンカン照りだと逆に暑いかな。
ただただ自然の風景が続く中を、のんびり下っていくだけだけど、静かな流れに癒される。

すると遠くにぞうさん発見!このあと、もう当たり前になるほど見るのだが、最初は「ぞーう!」とテンションがあがる!笑


子象かわいい!
象はノーイ、小っちゃいはチャン。
チャンノーイ!ノーイチャン!ベイビーチャン!と船頭さんが教えてくれた。

なかなか飽きる飽きないかのちょい長めの程よい時間でラフティングは終わり。
楽しませてくれた船頭さんにはチップを払う。今日はこのチップを払うタイミングが何回か…。日本だとチップの間隔がないから、財布からどんどん払う予定のなかったお金が出ていく…。財布の紐がゆるくなりそう…


お次は象のショー!

の前に象と記念撮影!

まずは子象と!鼻を巻きつけてくれた!
本当にサービス精神旺盛で賢い!
全然臭くないし、皮膚は固くてガサガサするけど、体温を感じる!
あと鼻の周りは鼻水ベチョベチョ。笑


子象のあとは大人の象…




象、力持ちー!
鼻で人間を持ち上げられるんだねー!
楽しいいいいいいいい!
ちなみにこの状態、なかなか体幹が鍛えられる。象使いはなかなかの体幹の持ち主だと思う!

その後、ショー開始。まずは繋がって行進から!


写真撮ってないので、あとは現地でのお楽しみで。
象のサッカー、お絵かきなどなど…象の頭の良さにびっくり!


その後、ちょうどお腹が空いたところで昼食のタイ料理・ビュッフェ!
タイ料理はやっぱ日本人に合う。そんなに外れない。


ご飯の後はいよいよ待望の、象乗り!

ちゃんと木の椅子があるけど、なにせ結構揺れる!しかも川に入ったり坂上ったりするしね。
のぼりよりも、下りの揺れ半端ない。

村の中を


川の中も


山の中も象はいく。


さっきから写りこんでくる人は、象使いさん!この道20年のベテランらしい!

途中にちょいちょいこのバナナ売り場がある!30バーツ(90円)。
しかたない、がんばってくれてる象さんのために買おう!




途中、象使いさんが象を止めて、写真撮影してくれる!
さすが、カメラ慣れしてるね…


バナナあげる瞬間。
鼻が機敏すぎて別の生き物みたいに思えてくるけど、鼻に目はついてないからちゃんと鼻までバナナを持っていきましょう。
そして鼻でそのまま食うんじゃないかと思えてくるけど、食べるのは口。



象使いさんが勝手に撮ってた!象の口!



象乗りも30分くらい、そろそろ象に慣れて景色の方を楽しみだすくらいで終わる。
ありがとうぞうさん!素晴らしい経験ができた!

これで巨大生物に乗った時のイメージもできたー!



締めは牛車!盛りだくさーん!



その後、最後はオーキッドハウスという、みんな対して興味のないお土産屋のようなところも連れていかれたけど、全体としてはツアーはたっぷり満喫!

日本人女子二人とは一緒にランチも食べたし牛車も乗って仲良くなったし、中国人カップルとも仲良くなり連絡先を交換した。武漢に住んでるんだって。行けるかなー?どうかなー?
ツアー参加はこういう出会いもあるね。

というわけで、今回の象乗りツアー参加は1200バーツ(3600円)だったが、大満足。(チップと象のバナナ代も若干かかる)

要所要所ではツアーもコスパ的にはいいんじゃないかと実感できたのだった!

ぞう最高!


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2013/06/29

タイで象乗り、どうする!?


現在、タイは雨季。
舞台の演出のような雨が晴れてる空から一気に降って、晴れてるうちに雨があがったりする。




食堂でスキヤキなんとか…みたいなのを注文した。
普通のタイ風の野菜炒めだった。どこにスキヤキ要素があったのかはわからない。




さて、チェンマイでやりたいこと。


象乗り!


象とか触ったことない、なかなか触れないし。ましてや乗るとかね。
象、陸上最大の哺乳類。象に乗った感じはどんなだろうか。
揺れるのかな。象の背中から見る景色はどんなだろうか。
象の背中に乗っとけば、この先どんなファンタジーで巨大生物に乗るのを見ても、
「ああ、あの象に乗った感じに近いかな…」
と思える気がする!
この旅は、日本ではなかなかできない体験、感動を味わう旅!

やはり象、乗るしかない!!!


しかし調べてみると、象乗りのできるエレファントキャンプはチェンマイ市街から車で40分くらい。
バスとかは出てないみたい。
行くなら、タクシーorトゥクトゥクをチャーターするか、現地ツアー会社に申し込むか。

これは一人旅にはなかなか厳しい!
タクシーやトゥクトゥクも人数いれば割り勘できるけど、一人だから半日チャーターはかなり割高!

もしくは、バイクをレンタルし、自分で行くか!
しかし、身体が資本の仕事をしてるので、

万が一にも大怪我はしたくない!!!

ダンスやアクロをやっての怪我ならまだ納得できるけど、海外で慣れないバイク乗って事故った、は絶対後悔する!なのでやっぱバイクは乗らない!



けど、ぞうは乗りたい…ぞう…



悩んだ末、現地ツアーに申し込むことに決意!さっそく街中のツアー会社へ飛び込み!

チェンマイは街中を歩いてるとツアー会社を本当によく見かける。

だいたいは同じチラシが置いてあって、「象乗り」「川下り」「首長族に会いに行く」「ドラゴンフライト(ワイヤージャンプみたいなやつ?)」などなど…
で、日本人経営のツアーもいくつもあるのでそこを尋ねてみた。

そろっと中に入り、別の日本人客に対応してる日本人らしき店員に「こんにちわ~…」と言うと
「あ、少々お掛けになっておまちください~」と、日本と同じ対応!
まだ日本でて10日ちょいだけど、この日本的対応に感動!笑 この安心感!

ツアーは「バンブーラフティング」「象のショー見学」「象のり30分」「牛車のり」「オーキッドファーム」それに昼食のタイビュッフェ、あと英語のガイドが付いて、1200バーツ(3600円)。

オプション200バーツ(600円)?でカレン族(首長族)の村に行けるけど、カレン族は観光客慣れしてるって話だし、そこまで興味なかったので今回はパス!
アフリカのマサイの戦士とかはちょっと興味あるけどね!

その場で申込み、次の移動のために少し周辺のバスの情報とかも聞く。
うわー…日本語めっちゃ便利…かゆいところにめっちゃ手が届くー。

タイに来てから、ゲストハウスの人とか電車やバスでのコミュニーションとかはだいたいが英語と身振り手振りでどうにかなるが、ぶっちゃけ3割くらいはいつも不明瞭な部分がある。

ん、今何言ってた?たぶん、あれのこと言った…?みたいな。
そうすると、かなり重要なことなら確認するが、そこまででもないことは確認せずにいてしまう。
まぁ、これは良くないのかもしれないけど…

そんなことが続いてたから、日本人の日本語での対応にかなり安心感を感じたのだった。


そして、当日は朝8時15分~8時30分の間にホテル前までピックアップしてくれるとのこと!
いや、これは日本の会社じゃなくてどこでもそうだけど。てかもうツアー自体、ここは窓口だけで別の会社と合同だからね。

「ちなみに、ピックアップの時間には遅れることが よく あります。ですがちゃんと迎えに行きますのでホテルのロビーでお待ちください」
とのこと!

わかりましたー!とお金を払いツアー会社を後にしたが、


良く考えたら、僕の泊まってるゲストハウスにロビーなんてものはなかった 笑


そして翌、象乗り当日!

迎えのバスは8時10分に来た!
僕はのんびり部屋で準備をしていて、ゲストハウスのオーナーに呼びに来られる!
予想外の、早く来るパターン!笑

象乗りの様子は明日のブログにて!



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2013/06/28

チェンマイの写真

タイ北部の街、チェンマイはバンコクから北へ720キロ、「北方のバラ」、また日本からは「タイの京都」とも呼ばれる古都。
バンコクより北にある分、少し涼しいかな。バンコクのじりじりした日差しに比べれば、ね。
やはり観光地だし欧米人が多く、欧米人好みの喫茶店なんかが多い感じがする。
それでもバンコクに比べれば人は少なく、ギラギラした感じも少ないし、いい雰囲気だ。

町は、綺麗な正方形の堀に囲まれているので、まずは堀沿いから散策!



今日も自転車。奮発してマウンテンバイク、24時間100バーツ(300円)。

これが、翌日返したのだが、そこでひとつ問題が起こる!
この写真、わりと序盤に撮ったんだけど、すでに前輪のエアーのキャップが無いのが見える?
この時は全く気付いてなかったんだが、途中で街中のタイ人に「君のチャリ、キャップないでー」と指摘される。
いつから無かったのか、はたまた最初から無かったのか?
真相は不明だが、正直に謝ったら、キャップ代10バーツ(30円)払って許してもらった。
…そんなセコイ商売ではないと信じている。

ターペー門。 この中が旧市街。昔はぐるっとこれで囲われてたのかな?堀と城壁。日本の古城と同じだね。


スタバはたいてい一等地にある。


やっぱりきてしまうマック!これはマックナムトク。コーラ付けて69バーツ(207円)。うまい。




ユニクロがチェンマイにオープンするらしい(上の写真の赤い車の広告)


建物の中に入る。

よくわからんビルにあった大きめのパネル!ベジータさんかっこいい!


なんかみたことあるキャラ。

そしてさびれたビルのフードコートの一角にあるゲームコーナーで小学生くらいの子たちがPS3?
のワンピースとかナルトのキャラの格闘ゲーム(たぶん一回10バーツ(30円))をしていたのだが、






よく見たら、日本語版!
でもみんな「メニュー」開いて「技表」確認してるし…

子供ってこういうのの順応力高いよね。
僕も小学生のころ、ゲームの英語とか(continueとかexitとかね)、読めないけど「あーこれはもう一回やるって意味だな」とか覚えていったもんなぁ…。

一番下の写真の子供、いい横顔だね。


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2013/06/27

チェンマイ到着!

22時発の予定のチェンマイ行の列車がフアランポーン駅を出たのは結局22時51分だった。

2等の寝台はカーテンを閉めれば自分のスペースが確保できるし悪くない。
バックパックはカーテンの外の網に置いていて、少し防犯上不安があったのでチェーンロックで固定しておいた。周りの欧米人たちはみんな気にせずそのままだったけどね。

カーテンの中でも、寝る前にカメラやタブレットなどすべてのものはサブザックに入れしっかり南京錠をかけ、身体の近くに置いて寝た。

ベッドはなかなか広く、僕の身体のサイズならぜんぜんストレスはない。都内の漫画喫茶のフラットシートよりよっぽど寝やすい笑
身体が大きな欧米人だと狭いかもしれないけど、僕の近くの欧米人カップルは仲良く一つのベッドで寝ていた…


朝5時とか6時に何度か目が覚めたが、周りは活動してる様子もないのですぐにまた寝る。
次に起きたのは9時半くらい。
「グッモーニーング」と売り子が朝食の弁当を売りながら車内を歩いている声で起きた。
カーテンを三分の一くらい開けて車内を見ると、起きてる人とカーテンをまだ閉め切ってる人と半々。
まだまだ着かないし、起きててもやることはないからね。

窓から景色を眺めると山の中のような感じになっていたが、果たしてあとどのくらいかかるのかは全くわからない。
それでもたまに停車して、物売りのおばちゃんが唐揚げとかフルーツとかを売りに来る。あんまり売れない。
僕もお腹は空いていたけど、まわりが買わずに売れ残ってた弁当があまりおいしそうに見えず、やめておいた。

僕の上のベッドで寝ていた人は朝にはいたのだが途中の駅で降りて行ったらしく、気づいたらいななくなっていた。
僕もカーテンを開け、タブレットで漫画を読んでいると、車掌さんがやってきてベッドを片してもいいか、と聞いてくる。
そうしなきゃいけないのかと思ってやってもらったが、周りの人はほとんどがずっとベッドでゴロゴロしてたので、そっちの方が良かったな。
昼頃にやることもなく、眠くなったので、寝にくくなったボックスのイスで寝た。


すると、驚くことに、
「おい、もうチェンマイに着いたぞ」と車掌に起こされる。
なんと、チェンマイに着いたことに気付かないほど安心して爆睡していて、起こされたら周りにはもう誰もいなかった!笑
あんなにギリギリまでカーテンを閉め切って寝ていた欧米人たちも誰もいない。
荷物は全部ワイヤーロックしてたし、とりあえず何も盗られてないけど、さすがに爆睡しすぎだな…笑

時間は15:30だった。結局予定より二時間遅れ、17時間半の移動。


列車を降りると、駅にはさっきまで同じ列車に乗ってたであろう人は2,3グループしかいない。
みんな行動が早いのね…
チェンマイから市街地へは歩くには距離があるのは知っていたので、とりあえず駅のインフォメーションセンターへ。
「ゲストハウス探してんだけど…」と言うとなんかリスト見せてきた。
「もっと全然安いやつ。」と言うと、250バーツ(750円)の宿。
「ここに、タダで車で連れてってやるよ。もし気に入らなかったらその周りにたくさんゲストハウスあるから、そっから歩いて探して」って言われる。
「え、タダ?ホント?」とそれだけ確認して、車に乗っけてもらった。
ホントは駅に着いた人何組かで行くんだろうけど、もう駅には僕が最後の一人くらいだったので(笑)、ひとりでバンに乗せてもらう。

10分ほど車で走って、宿に到着。部屋を見せてもらうが250バーツ(750円)の部屋しかなくて、僕の中ではちょっと高め…
結局、歩いて探すよ!と言って宿をあとにしたら、本当に車代はタダだった。
あら、ホントにサービスだったね…


少し周りを歩いたが、もっと高いとこばっかりで微妙…
そういえば今日はまだ何も食べてないし、お腹もすいたので宿探しは中断し、近くのカフェへ。
観光客向けで、メニューも全部英語である。

チェンマイの名物、カオソーイを食べた。カレー味のヌードル。おいしい!ビーフ入りは80バーツ(240円)。

ご飯を食べ終わると、雨が降ってきた。あーあ…
で、諦めてコーヒーも頼んで雨宿り。30バーツ(90円)。

結局、そこの店に一時間半くらい居座り、雨が弱くなったとこでもう一度宿探し!
もう時間も遅いし最悪最初の宿かな…と。

二件目で、200バーツ(600円)のシングルルームが!
部屋を見せてもらうと、バストイレ付で、ベッドも広い!wi-fiも使える!即決!
というか、今までのタイ10日間で一番コストパフォーマンスがいい!

とりあえず一泊にしておいたがお金が後払いだったし、あまりにも部屋が良すぎて、ホントは200バーツ(600円)じゃなかったんじゃないか?と不安になり
翌日、
「あのー延泊したいんだけど…200バーツだよね?」
と、さりげなく聞いたら、やっぱり200バーツだった!
マジ最高!ってことで2泊延泊した!

というかホットシャワーが出るだけで感動してる!
今までのバンコクのゲストハウスは10日間すべて水シャワーだったからね!




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2013/06/26

夜行列車の旅は素敵!チェンマイへ!

朝、9時半くらいにゆっくり起きる。
昨日はアユタヤに移動したから疲れがある。

今泊まっているルムピニーのゲストハウス「マダム・ゲストハウス」には計3泊。

最初はカオサンのゲストハウスに泊まっていたが、カオサンは賑やかすぎてなんだか肌に合わなかった。
マダム・ゲストハウスは普通の民家を改造したような作りで、普通に家の門を入っていく。
バス・トイレ共同、エアコンなしファンあり。140バーツ(420円)、wi‐fi一日40バーツ(120円)。
僕が帰るとマダムはいつも一階のリビングでテレビを見ていた。
部屋は狭くエアコンもないけどシングルルームってのはありがたい。
相部屋のドミトリーじゃ荷物も広げづらいし、やっぱり落ち着かないからね。


ある朝、出かける前にマダムと話をしていると、泊まってるタイ人?の女性(もしくはマダムの親戚かも?)にサワディーカップとあいさつしたらタイ語でいろいろしゃべってきた。どうやら僕のことをマダムになにやら話している。
「?」「なにを話してるの?」という顔をしたら、それを見ながら大笑いして「CUTE!」と言ってきた。
とりあえずニコニコしていると、「今日はどこに行くの?私と一緒に行くか?」と冗談交じりに言ってきたので、ニコニコしながら「ノー!^ー^」と言っておいた笑
そしたら「レディーボーイ?」と言ってきたので、それも即答でノー!と言った!
あんまりタイでニコニコ愛想振りまきすぎるのも問題だな…笑


そんな世話になったマダム・ゲストハウスを今日でチェックアウトし、今晩から寝台列車でタイ北部の街チェンマイに向かう。
バンコクからチェンマイは720キロ離れていて列車で約15時間の道のり。
国内間だが、この旅初めての陸路の長距離移動だ。

チケットはおととい、フアランポーン駅で購入しておいた。
最初は一番安い3等座席の271バーツ(813円)にしていたのだが、その後ネットで調べたら3等はイス席で寝台にはならないとわかったので慌てて変更!
無事、2等のエアコンなしの寝台に変更できて一安心。
2等エアコンなし、二段ベッドの下側で581バーツ(1743円)。

22時出発のバスなのだが、現在時刻は昼の12時前。
しかし宿をチェックアウトし、20キロくらいあるバックパックを背負い、前にサブバッグを抱えた状態で、街中をぶらぶらするのは正直厳しい。

とりあえずいつものお気に入り、チャムチュリースクエアのフードコートに行き、朝ごはん。

フードコート。いろんなのがあるように見えて、タイフードが8割。
まず、この中央のカウンターでこのカードを100バーツ(300円)分とか買う。
このカードでご飯を買って、余った分はカードを戻すと返金してくれる。
安定のパッタイ、50バーツ(150円)。

ご飯も食べたし、まだまだ時間をつぶさにゃならんので、予防接種、スネークファームへ。
ここから徒歩5分!二度目のタイ赤十字病院。

今日は狂犬病のみ!
前回来てるし、同じ流れだからかなりスムーズに30分くらいで終了!
狂犬病ってのは恐ろしい病気で、狂犬病に感染してる動物に噛まれて、発症したら致死率100%!
100%って!
つまりバンコクにたくさんいる野良犬とかに噛まれたら、一発アウト!これは恐ろしすぎる…
他にも犬だけじゃなくてコウモリとかに噛まれて感染する可能性もあるみたいだし、やっとくに越したことはないね。
もし予防接種をしてなくても、噛まれた後に数回のワクチン接種で大丈夫みたいだけど、海外で死ぬかもと怯えながらワクチン求めて彷徨うのは…
狂犬病はあと2回の接種が必要だから、忘れずにやらないと!
バンコクの野良犬。


予防接種が終わってもまだまだまだまだ時間があったので、ひたすらフードコードでiPHONEでネット。先々の国の観光や現地のこと、調べることは終わりがない。ネットって本当に便利だ。

19時くらいになり、モバイル(iPHONEとタブレット)の残電池量が気になる…。
これから14時間列車に乗り、ついてからも宿を探すことを考えると、フルにしておきたい。
残念ながらフードコートでは使えそうな電源はない。
スタバなら電源あるかな…

あったーーーーーーー!しかもこの人ら、めっちゃタコ足持ち込んでるーーーーー!てことはOKっしょ!
しかし上の写真見ても分かる通り、バンコクでもスタバではPC開いてる人だらけ!そしてスタバの外国人率の高さ!
ちなみに注文後、店員に「アリガトウ」と言われた!日本人たくさんくるのかな?顔日本人っぽいのかな?


ということで100バーツ(300円)でラテを買い、モバイルをフル充電。これで一安心。


一応余裕をもってフアランポーン駅へ移動。
駅にもバックパッカーがいっぱいだ。みんなチェンマイ方面かな?


22時発、チェンマイ行に乗り込む。


 中に入ると、すでにシートは寝台仕様にセッティングされていた。向かい合わせのボックス席部分が下のベッド、上のベッドは棚のように引き出して作られる。
防犯上は上のベッドの方が安心らしいが、上のベッドには窓がない。また、下の方が若干広く、人気らしい。
今回僕は下のベッドをとった!景色もずっと見れる!



これは僕の上のベッドを使う欧米人女性に撮ってもらった。

寝台車は9割が外国人、バックパッカーと言っていい。しかもそのほとんどが欧米人の若者。
もともと地元の人は移動にはこんな列車は使わないのだ。もっと安い3等車(イス席)もあるし、お金がある人は飛行機で1時間ちょいでいけるしね。

22時発の予定の列車が発車したのは結局22時51分だった。日本なら考えられないが、きっと海外ならこんなもんだろう。これは明日は何時に着くかな…

エアコンなし、扇風機のみ。車内は蒸し暑く、朝からシャワーを浴びてない身体はベタベタする。そんなバックパッカーをぎっしり詰めて、車内は何とも言えないにおいがする。
動き出すまでは暑くてどうなるかと思ったが、走り出したら窓から入る風が気持ちいい。雨季で湿度が高いからやっぱりベタベタはするけどね。

寝台列車は人生初だが、こんなに気分がわくわくするのもこの旅はじまって、最初の飛行機以来だ。
窓から見えるものが少しずつ変わっていく。

映画やテレビで(こうしてネットでも)いろんな体験を視覚や聴覚で感じることはできるけど、その土地のにおいとか気候、流れる空気とかまでは感じられない。
冷房の効いた映画館で見る映像で、現地のリアルな空気を感じるのは僕には難しい。
わくわくした気持ちや、感じた空気、においをしっかりと心に刻んで、今後の舞台や自分の表現の引き出しにしていかなきゃ。


ミュージカル「キャッツ」に「スキンブルシャンクス・鉄道猫」という夜行列車のナンバーがある。
きっと次にキャッツを見たら、僕は今日の初めての夜行列車の思い出がよみがえる。
夜行列車の旅は、非日常のとてつもなくわくわくする時間だ!


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