「泥の交わる地点」=クアラ・ルンプール

クアラルンプール二日目！
と、ここで今更だが、「クアラルンプール」が長いのでＫＬと略す。
地元の人もＫＬ（ケーエル）で通じるらしい。


この日は、日本から夏休みでＫＬに遊びに来た後輩ゆかりとその小学校の同級生たち3人、計4人の観光に便乗！

小学校から知る4人と、ゆかり以外は昨日初めて僕。
変な感じだけど、みんなとっても親しみやすくてめっちゃ楽しかった！

普段一人旅で、黙々と観光も楽だけど、大勢だとわいわいしててこれはこれで楽しい。

基本的にガイドブックを見ながら、ガイドブックのルート通りに進んだんだけど、

なにこれ、めっちゃ効率良いじゃん。

ってのが素直な感想。

いやー一日でこんなに観光地回れるんだね…。

一人で観光してると、疲れたらすぐ休憩しちゃうし、調べたりぼーっとしてる時間も長いんだけど、このメンバーはガンガン進む！
勉強になりました笑

というか、気合い入れたら観光ももっとスムーズに行けるんだな、といい刺激になった。

僕も次から観光する日は頑張っていっぱいまわろう！
と、いいつつ一人だとすぐ休憩しちゃうんだよね笑


まずは電車に乗ってスタート。
ＫＬ市内は地下鉄とモノレールが走っている。

これは地下鉄。
購入画面やなんかはタッチパネルで、日本より近代的かもしれない。
車内も日本のJRやメトロより綺麗で新しい。

この日はラマダン明けで、マレーシアで正月休みにあたる日。
大体の会社はお休み。
だからか、駅はガラガラだった！

最初に向かったのはKL最古のモスク、マスジット・ジャメ。

モスクとは、イスラム教の礼拝堂のこと。
キリスト教なら教会、仏教の寺、イスラムはモスク、というわけ。
ちなみに日本にも、モスクがあるみたい。ちょっと行ってみたくなるね。

クアラ・ルンプールは「泥の交わる地点」という意味らしい。
その語源となったクラン川とゴンバック川の交わった地点にあるのが、このモスク。

ちなみにモスクに入るときは女性は肌の露出を控え、髪はスカーフで隠さなければいけない。
スカーフは貸出もあるようです。

さっそく入ろう。

まさかの、改修中につきお休み！！！

出鼻くじかれる、とはまさにこのこと！

多くの外国人がこの扉の前でうなだれていた。。。

まぁしかたない、次いこう！


市内は歩いていけるエリアに見どころが集中していて、観光しやすい。
そしておもしろいところは、様々な様式の建物が混在していること。

これはイギリス人によって設計された、現在は最高裁判所として使われている、
スルタン・アブドゥル・サマド・ビル

少し歩いて疲れたので、セントラルマーケットへ涼みに。

街歩き再開、チャイナタウンへ。

僕の泊まってるゲストハウスがあるのもチャイナタウン。
このゴミゴミした感じが、チャイナタウンですねー。

チャイナタウンほど近くにある、市内最大のヒンドゥー教寺院、スリ・マハマリアマン寺院。

今度はヒンドゥー教だ。
マレーシアは、多民族国家。
マレー系、中華系、インド系からなっている。
そしてそれぞれは主に、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教を信仰している。
街の宗教施設からも、この国の複雑さを感じ取ることができる。

なかに入ると、楽器が演奏されベストタイミングだった！

祈りというよりも、演奏を楽しみ、セッションをしているようにも見えた。

イスラム、ヒンドゥーと来たらもちろん仏教寺もある。
三国志で有名な関羽が祀られた、関帝廟。
関帝廟は横浜中華街にもあるらしい。

民族と宗教の交じり合った国、マレーシア。
交じり合っているが、混じり合っていない国。

マレーシアを旅すると、日本では普段考えない、「民族と宗教」が目に飛び込んでくる。
ヒジャブを巻いた女性もそう。中華街、インド人街。
国とはなにか、国籍とはなにか。民族とは、宗教とは？

こんな時に、スマホは便利だ。気になったことはすぐ調べられる。


世界史や地理がけっして得意ではない僕だけど、もっと勉強したいなという気になる。
旅で、国や宗教が気になってくる。

大人になると勉強したくなるってのは本当だな、と思うこのごろ。
勉強を始めるのに遅いことなんかない。

この旅を通して、世界をもっと見近に感じて、世界に関心を持って行きたいなぁと思う。



今日は寺シリーズでした。
明日はKLの街中の写真。


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