2013年6月15日、世界一周スタート。

世界を自分の足で歩いて、空気を吸って、自分の経験にしたい。
ダンサー、俳優、パフォーマー、表現をする人間としての自分の一部にしたい。
自分の中の世界地図を埋める旅。

タイ→ラオス→ベトナム→カンボジア→タイ(2回目)→マレーシア→シンガポール
→中国(広州)→マカオ→香港→中国(北京)→インド→ネパール→トルコ→ブルガリア
→ギリシャ→イタリア→バチカン市国→サンマリノ→スロベニア→クロアチア→モンテネグロ
→ボスニアヘルツェゴビナ→セルビア→ハンガリー→ポーランド→チェコ→オーストリア→ドイツ→(一時帰国)
→イギリス→フランス→スペイン→モロッコ→エジプト→ケニア→南アフリカ→アルゼンチン→ウルグアイ→チリ
→ボリビア→アメリカ→日本帰国

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2013/11/11

人生を豊かにするのは、英語と世界史。

ブルガリア三日目!

今日も10時にガーラが迎えにきてくれる。


目的地は…プロヴディフ!

プロヴディフはブルガリア中部、首都ソフィアから南東に車で約2時間半のところにある、ブルガリア第二の都市。
古代ローマ時代の遺跡も残る街だ。


プロヴディフへはガーラのマイカーで向かうのだが…。


話は昨夜にさかのぼる。

ソフィアの街は車で溢れかえっていて、朝晩通勤の時間帯は道路が大変混雑する。
ガーラも「街中の運転はあまりしたくない」と言っていた。

昨夜、ガーラの友達のショーを見に車で向かうときは、道路は大渋滞。
車が全然進まず、運転するガーラはイライラしていた。


ガーラ、あまり運転が得意ではない。


ガーラの車は古いマニュアルカーなんだけど、渋滞で3回エンストしたからね!!!
運転もわりと激しめだし、混雑からイライラしてくるガーラ。

そういえばガーラは日本にいたときからわりと気性が激しかった…。
そしてプライドの高いガーラ。もちろん僕が彼女の運転に口を出せるはずはない。

これ、プロヴディフまで片道2時間半の運転、大丈夫かな!?笑


そんな僕の心配をガーラは知らない。笑

ガーラはもちろん笑顔で迎えにきてくれる。
いやー、けれど日本にいたときから7年、だいぶガーラは性格が丸くなったなぁーと思う。

車で片道2時間半。
密室の車内で二人っきり。

日本人だって、相手によっては密室で二人は辛いときもある。

ガーラと僕の会話は英語。
僕は英語は得意ではないし、普通に外国人と話すのは結構疲れる。

けど、ガーラと話すのはぜんぜん疲れないし、だんだん日本語で話してるみたいな感覚にすらなってくるんだよね。
構えることなく、自然に言葉が入ってきて、リラックスして返せる。

僕のブロークンな英語をちゃんと理解してくれるから、安心して、感情を乗せて話せる。

ブルガリア滞在で、毎日昼も夜も誰かと一緒にいて、英語でコミュニケーションをとることで、だいぶ英会話が上達した気がした。
新しい単語を覚えたわけでも、文法を勉強しなおしたわけでもないし、相手はネイティブじゃないけど、会話力があがった。
英会話に対する苦手意識が少しとれたのかな。

留学とか海外生活とかしたことないけど、こうやって語学って伸びていくんだろうなーと明るい希望を感じた。


プロヴディフ到着。

まずはお昼ご飯。


寿司屋?

いいえ、ブルガリアにめっちゃいっぱいある、ハッピーっていうチェーン店です。
パスタもピザもバーガーもなんでもあるし、寿司もある(ところもある)。

けど僕はここで寿司は食べない。


その後、ここでもソフィアに続きフリーツアーに参加することに。

ツアー開始まで時間があるので少しぶらぶら。


一番上、日本までの距離もあった。


ストリートパフォーマー@プロヴディフ。


 若い子が多いなぁ。


フリーツアー開始。

ソフィアより少な目で、10人くらいかな?

ガイドはこの女性。
正直、昨日のソフィアの人ほどの面白さはないです。笑顔がかわいいから許すけど!


この後ろの銅像も話聞いてるみたいじゃない?笑

プロヴディフの見どころは、やはりローマ帝国時代のものが多い。
けれど、街の歴史的にはオスマン帝国も大きくかかわってくる。

昨日のソフィアツアーでもオスマン帝国<オットーマン エンパイア>という言葉を何度も聞いた。
ブルガリア初日に行ったフォークロアダンスの店でも、「この曲はオスマン帝国からの独立を祝した曲なんだ」という曲があった。

ブルガリアがオスマン帝国の支配から独立したのは1908年。
まだ100年と少しの話だ。
歴史上の話、と言うにはまだまだ最近の話。

僕はブルガリアにはトルコから陸路で来た。
直前までトルコにいたわけだから、当然トルコに親しみ深い。

バーラに「トルコはどうだった?」と聞かれ「良かったよ」と答えたら、「ブルガリア人は、オスマン帝国に支配されてた歴史があるから、トルコを嫌いな人が多いよ」と教えてくれた。

ここで僕が、ブルガリア人はトルコが嫌い、と思いこむのは良くないと思う。
けれど、歴史的背景からそういう人がいる可能性があることを知っておくことは大事だ。
知らずに話して、相手に不快な思いをさせることを避けられる。

旅をすると、英語も勉強したくなるし、世界史も勉強したくなる。
世界史は、遠い過去から現代の僕らに繋がってる一つの話だ。

勉強すると、人生が豊かになる。
これは大人になって、勉強したいと思わないと実感を伴ってはわからない。


そんな感じでツアーは終了。


プロヴディフで一番見ごたえがあったのはやはり劇場だったなー。


お、ここは舞台も立てる!

 ガーラ姉さんに撮ってもらいました。


これは歴史的建造物でもなんでもないけど「P LOVE DIV」がオシャレだったから記念撮影。
(本当の綴りはPlovdiv)

その後、ガーラおすすめのラッフルというアイスクリーム屋でアイスを食べる。
この店はブルガリア人に人気みたいで、この写真見せるとみんな「おー!ラッフル行ったんだねー!」ってなる笑


そしてまた2時間半かけてソフィアに戻る。
ガーラ、運転ほんとうにありがとう(苦手なのに笑)。


そして、まだ終わらないよー!
ガーラの彼氏のダンスカンパニーのリハに潜入!!!
見学させてもらいましたー! 

いやー、マジでブルガリアは盛りだくさんだね!!!

市内中心部の古いビルで行われてるリハーサル。


ガーラの彼氏はカンパニーのプリンシパルなのです!!!
かっこいー!ガーラやるじゃんー!笑

そしてこの相手役の女性も見覚えが。
二日前のブログで紹介した、フォークロアダンスでも一緒に踊っていた女性!

二人とも、レストランのショーと兼業してるんだね。
ブルガリア国内はダンサーの仕事が少なく、あのレストランのショーは貴重な安定収入源だとか。



初めて見るリフト!おもしろい。


こちらの男性が振付家。

ダンスは、民族舞踊の要素を取り入れた、コンテンポラリーダンス。
女性も身長が高いし、男性はがっしりしている。
みんなバレエの基礎がしっかりしていて、身体が効く。

本番も見たかったけど、まだ本番一か月前でした。

けれど稽古風景を見れたのも貴重だなー!
ガーラにはもう感謝してもしたりません。マジ、ブルガリア最高。

僕も早くダンスがしたい!とダンス熱が高まっている!!!


その後、ガーラと彼氏と三人でご飯食べて帰宅!

今日も盛りだくさんだったー!!!

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1 件のコメント:

  1. なるほど…!!
    コミュニケーションで大切なのは、できるできないじゃなくて、相手の言ってることを理解しよう、自分が言いたいことを伝えようという気持ちなんですね~。

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