2013年6月15日、世界一周スタート。

世界を自分の足で歩いて、空気を吸って、自分の経験にしたい。
ダンサー、俳優、パフォーマー、表現をする人間としての自分の一部にしたい。
自分の中の世界地図を埋める旅。

タイ→ラオス→ベトナム→カンボジア→タイ(2回目)→マレーシア→シンガポール
→中国(広州)→マカオ→香港→中国(北京)→インド→ネパール→トルコ→ブルガリア
→ギリシャ→イタリア→バチカン市国→サンマリノ→スロベニア→クロアチア→モンテネグロ
→ボスニアヘルツェゴビナ→セルビア→ハンガリー→ポーランド→チェコ→オーストリア→ドイツ→(一時帰国)
→イギリス→フランス→スペイン→モロッコ→エジプト→ケニア→南アフリカ→アルゼンチン→ウルグアイ→チリ
→ボリビア→アメリカ→日本帰国

ブログランキングに参加しています!
一日一回上のバナーをクリックしていただけるとランキングがあがります!

2014/02/17

強盗に遭って思う、【防犯対策】。南米治安情報。

強盗事件から4日経ち、少し落ち着いてきました。


パスポートが戻ってきたことが大きく、強盗にあった次の日にはウルグアイ日帰りも行きましたし、カラファテ(パタゴニア)への移動の航空券を買ったり、予定通りに行動ができました。

強盗にあった日に向かうはずだったボカのカミニートへ、強盗に遭った二人で観光にも行き、リベンジも果たしました。
さすがにバスで行きましたが…。


怪我のほうは、数発殴られましたが傷はほとんどありません。

宿のカバンに残していたクレジットカードがあるので、お金の面も大丈夫(盗まれたカードも戻ってきましたが、盗まれている間に使用停止の電話をカード会社に入れたので、もうこのカードで復活はできないようです)。

iPhoneとメインのミラーレスカメラがなくなったのが、僕の今後の旅を続ける上でかなり大きな問題で、買いなおすか少し悩んでいます。

カメラに関しては、サブの防水デジカメはまだあります。


実は僕の旅の残りは、一ヶ月を切っています。
当初の計画は1年くらいの予定でしたが、一度帰国した時に次の日本での活動の話をいただき、3月中旬には帰国して次に動き出すことになったので…。
残りはアルゼンチン、ボリビア、ペルー、アメリカで1ヶ月後には帰国している予定です。

残り一ヶ月、スマホなし、メインカメラなしで行くか…?

いや、スマホなしはちょっと厳しいかな…。
まずはiPhoneをアルゼンチンで買うか…?

と悩んでいたところ、同宿の日本人の大学生で短期(南米一ヶ月)旅行の男の子が、使っていないiPhone4を貸してくれました!
帰国後に返してくれればいいということで…。

本当に、弱った時には同じ日本人の暖かさが本当にありがたいです。
まさに救いの神、彼には帰国後にしっかりお礼をしたいと思います。

あとはメインカメラ。

これから僕はまだウユニ塩湖が控えています。
ウユニを前にしてカメラがないのはかなり痛い。

「ウユニはグループで行くし、誰かのカメラの画像データをもらったらいいんじゃない?」というアドバイスも何人かからもらいました。

ただ、僕はブログもやっているし、各地でのアクロバット写真・動画をせっかく世界一周でやっているので、最後まで撮り続けたい。
人のカメラで何度も個人的な動画を撮ってもらうのは厳しい…。

なので、まだちょっとカメラに関しては悩んでいます。



さて、実際に強盗に襲われた僕が思う、【防犯対策】。


まずは、夜間に歩かないことは基本になるかと思いますが、なぜ夜間に歩いてはいけないかというと、人通りが減り、視界も悪くなり、周りに助けてくれる人がいなくなるからです。

つまり、昼間であっても上と同条件になるところは歩いてはいけないということです。


ここでナイフもしくは銃をもった強盗にあったら逃げ切れるか…?、と考えるようになりました。


僕は宿の人に聞き、観光地までの比較的安全と言われる大通りを歩いていました。
強盗に遭った現場付近はそのときは人通りが少なく、周りにいた人も自分の身を呈してまでは助けてくれませんでした。

実際、僕が強盗に絡まれて、殴られて、カバンを奪われて犯人が逃走するまでの時間は、10数秒のことだと思います。

20メートル先に人がいても、10数秒あれば犯行は可能なんです。


僕は人通りの少ないときに、若者たちの座り込んでいる歩道をそのまま通ってしまったから、至近距離で絡まれてしまいました。
あの時おとなしく引き返すか、車道を超えて反対車線に回ってでも道を変えていれば…と思います。

あれ以来、ちょっとでも怪しい人には近づかず、逃げ切れる間合いをとるようにしています。


僕が襲われた時の犯行は10数秒で行われたため犯人たちの目的はバッグのみに集中していました。
なので、ポケットの中やマネーベルト、靴の中までは探られていません。

僕はその時カバンに全て入れていたので、全てを盗られたわけですが…。

短時間の強盗ならば、身ぐるみをはがされる時間はありません。

やはりパスポートはマネーベルトの中、すぐ使う予定がないなら靴の中などにカードやお金を入れておくのがいいと思います。


油断せず、面倒くさがらずに、行き先によって貴重品の管理手段を変えること。


しかし、仮に夜で全く人通りが無かったり、犯人たちが周りの状況からさらに時間的余裕を感じていたら、「ポケットの中もあるだろ、マネーベルトもあるだろ」ということになることも考えられます。
結局、命以外は全て取られてもしかたないと思うしかないと思います。


貴重品バッグが盗られた瞬間、本当に呆然としましたが、パスポートは再発行すればいい、貴重品は保険でお金を戻す、と思ったらなんとかなるかなと思いました。


結局本当に取られて困るものは、命だけです。

または後遺症が残るような怪我。僕はダンサーですから、そういう怪我は絶対にしたくありません。
あれ以上抵抗しなくて本当によかったと思っています。


強盗に気をつける。スリにも気をつける。宿での盗難にも気をつける。


ドミトリーなどで宿のセキュリティが信頼できず、貴重品を全て持って外出する…ということもあると思います。
けれど、その時に強盗にあったら全てを失います。
バックパックを背負って、宿に向かう時も、一番危険です。
誰が見ても、貴重品等全て持っている状態ですから。

「たぶん大丈夫だろ。今回に限ってないだろ。」はもう絶対にやめます。


他の人が大丈夫でも、自分が大丈夫とは思わない。

身体の大きな欧米人よりは、弱そうなアジア人が狙われます。


今回の事件で心配してくださった方がたくさんいました。
ご心配おかけして申し訳ありません。


最後まで気を抜かず無理せず、安全に日本まで帰りたいと思います。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村
ブログランキングに参加しています。
一日一回、上のバナーをクリックしていただけるとランキングがあがりますので、
読まれたらぜひ「いいね!」感覚でクリックをお願いします!

1 件のコメント:

  1. 物は取られたりしてしまったけど、命があって本当に良かったです・・・(><)

    もちろん戻らない物もありますが、それも命あってですからね・・・。

    本当に星くんが死んじゃうほどの怪我や、死んじゃったりしなくて良かった・・・。
    この先も気をつけてくださいね。
    ツイでも言いましたが、ちょっとでも異常があったら、すぐ病院にかかってくださいね。

    そしてそして・・・
    旅も終わりなんですね~。
    次のお仕事のお話が来ているんですね。
    それも楽しみです。

    なんにせよ、星くんが納得して旅が進み、納得して終わるといいな~と思います。

    実は私も2/20から3泊4日で韓国に行ってきます。
    いろんなことに安心せず、私も気を抜かずに行ってきますね。

    じゃあ、お互い素敵な旅になりますように・・・

    返信削除