2013年6月15日、世界一周スタート。

世界を自分の足で歩いて、空気を吸って、自分の経験にしたい。
ダンサー、俳優、パフォーマー、表現をする人間としての自分の一部にしたい。
自分の中の世界地図を埋める旅。

タイ→ラオス→ベトナム→カンボジア→タイ(2回目)→マレーシア→シンガポール
→中国(広州)→マカオ→香港→中国(北京)→インド→ネパール→トルコ→ブルガリア
→ギリシャ→イタリア→バチカン市国→サンマリノ→スロベニア→クロアチア→モンテネグロ
→ボスニアヘルツェゴビナ→セルビア→ハンガリー→ポーランド→チェコ→オーストリア→ドイツ→(一時帰国)
→イギリス→フランス→スペイン→モロッコ→エジプト→ケニア→南アフリカ→アルゼンチン→ウルグアイ→チリ
→ボリビア→アメリカ→日本帰国

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2013/11/20

アテネの典型的な詐欺師あらわる!

ギリシャ、アテネ一日目はほとんど宿から出なかったが、二日目には宿を移ることにした。

トルコ・カッパドキアで出会った日本人旅人、テツさんも今日アテネに着くということで、テツさんの泊まる予定の宿に移る。

テツさん、カッパドキアの宿に忘れ物していて、僕が預かっていたので。
3週間ぶりくらいかな?


なんでも僕の最初泊まっていた宿は、オモニア広場の近くで治安が悪いエリアらしい。
たしかに、付近は人気は少ないしなんかさみしい感じがした。

ま、宿から出なかったからほとんど関係ないけどね!!!

新しい宿はアテネ中心地、モナスティラキ近くで活気があり、テラスからはパルテノン神殿も見える。

新しい宿に荷物をおろし、やっとアテネ観光開始!
アクロポリスを目指す!

宿からは徒歩10分くらい。
途中はお土産屋さんや露店がたくさん出ているので歩きながら見る。

なんか、ザ・土産物屋!という感じの店が多い。
日本でも浅草や京都にありそうな…。
Tシャツとか置物とか、「観光地に行ってきましたよー!」な、お土産屋をひさしぶり見た気がする。
そういえば、ブルガリアはこういうのなかったなぁ。そんなに強い観光商材がないってのもあると思うけど。

あと目に入るのは、黒人の物売り。
通りでブランドバッグのコピー品とかを売っているのはほとんどが黒人だ。
これも今まで僕が旅した国ではなかった光景。


さて、アクロポリスに到着、お金を払って見学。

トルコ・ブルガリアに続き円形劇場。
なるほど、これは円形劇場にお腹いっぱいになるらしい、ってのもわかる。。。
ま、舞台人としては劇場のサイズとか意外と違って面白かったりするけど。



そしてメイン、パルテノン神殿へ。

パルテノン、と打つと「パルテノン神殿」より先に「パルテノン多摩」が出てくるiOS。
いや、パルテノン多摩はいい劇場だけどさ笑


なぜか、もっとしっかり建物が残っているイメージがあったので、意外と残っていないことに驚く。


そして修復中の足場など、跡が見えるのが、最初に目に入り気になってしまう。
もちろん、修復したり保存したりしないと維持できないから必要なのは当然。
わかるけど、キレイな姿で見たいなー!と思うのはただのわがままかな?笑

けれど、やはり教科書等で見た建物を自分の目で見るというのは感動がある。
大昔に建てられたものが、今尚残っているという、不思議な感覚。

神聖なる神殿。当時の人々の姿を想像する。
そして、その後の時代が移り変わりながらも、ずっとこの建物はここにあったんだよね。すごいなぁ。


ギリシャ国旗も風になびいていた。
青と白のギリシャ国旗は美しい。


アクロポリスは丘の上にあるので、景色がかなりいい。


この神殿のある丘から見える景色は昔はどんなだったのかなぁ…。

丘の上で景色を見ていると、一人のおじさんに「写真を撮ってくれないか」と話しかけられる。

写真を撮り「何人だ?」と聞かれ「日本人だよ」と答えると、「俺はイタリア人だ、ナカタ、ナナミ、たくさん日本人を知ってるぞ!」と言われる。

そして、俺の隣に座れ、とジェスチャー。

おじさんはイタリアから観光旅行でギリシャに来ていて、今夜彼女が合流するが今は一人らしい。
イタリア語を教えてきたり、サッカーの話を振って来たり、

ぶっちゃけ若干めんどくさい。イタリア訛りの英語で聞き辛いし。

テキトーなところで、「じゃ、僕はぶらぶら散歩するからー」と逃げてきたのだが、丘からの階段を降りるところで
「今から宿に帰るのか?一杯飲みに行かないか?」
と追いつかれてしまった。
「僕はお酒飲まないんだ」と言うが
「じゃあお茶でもコーヒーでもいいよ」とおじさんは引かない。

めんどくさいけど、別にただ話をしてるだけのおじさんをここで振り切ることはできないし、テキトーに会話しながら降りていく。

お前はいいやつだ、あとでアドレス教えるからイタリアに来る時は連絡しろよ、とか
イタリア語で乾杯はサルーテだ、とか
ナカタはイタリアではこういうやつだった、とかペラペラ話してくる。

そして、店はどこでもいいだろうに、「もう少し先にいい店があるんだ」とか行ってなかなか着かない。


もうだいぶ前から薄々勘付いていたが、こいつは十中八九、詐欺師である。

あー。これなんか高額を請求されるやつだろうなー…

と、歩きながら考える。

絶対に店まで行きたくはないが、逃げ出すタイミングが難しい。

むー、どうしようかな…。
と、してるうちに店に着いたっぽい。

ギリシャもオープンテラスの店が散々あるのに、どうやら店は二階らしい。
これは入ったら完全に、アウト。

おっちゃんが先に店内に足を踏み入れ、店員と話をしてるかな?という隙に、


逃げた。


おっちゃんが後ろからなんか言ってたけど、人通りが多いところに逃げ込むまで振り返らない!

ふぅ。どうやら追ってきてはないっぽい。


確認しようがないけど、まぁたぶん詐欺師だろう。

落ち着いてから「地球の歩き方」見たら、おんなじような手口載ってたし。
やっぱり後から女性が来たりして高額請求されるらしい!

旅行者を装って…とか典型的パターンですな。
知らない人について行かないとか基本っしょ。


って僕、この旅の二日目にタイで一回旅行者を装った詐欺師に引っ掛かってるんだけどね!!!笑


あれから5か月弱。さすがに学習しました、という話。笑


夜はテツさんと合流し、夕食。
いやー!ヨーロッパ物価高い!
一人でレストランなんか入れないけど、二人だから食べちゃう!

てか忘れもの届けたお礼にテツさんが奢ってくれたんだけどね!

テツさん曰く、アテネの観光は「小宇宙(コスモ)」を感じて興奮したのだとか。
僕、聖闘士(セイント)星矢は世代じゃないからわからんのよね…。

セイント星矢を読んでると、アテネ観光がアツいらしいですよ。



メシはうまかったー!値段分はある!
やはりヨーロッパはメシうまい!

テツさん、ゴチです!!!

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2 件のコメント:

  1. 詐欺・・・ぎりぎり逃げれて良かった~。

    そういうのってどこで逃げるか考えますよね。
    頭の中、フル回転って感じ。

    大丈夫で安心しました。

    ヨーロッパはやっぱり物価が高いいんですね。
    ご馳走になれてよかったですね~^^

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  2. とても魅力的な記事でした。
    また遊びに来ます!!

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