トルコの一大観光地、カッパドキア。
数億年前の火山の噴火、そして風雨の侵食によって作られた、天然の奇岩。
そして、岩に掘られた洞窟住居。
まさに、絶景!!!
僕はかつてカッパドキアの写真を見たときに、絶対いつか行きたい!と思ったのだ。
このファンタジー溢れる住居、すごくない!?
完全にゲームの世界でしょ!
…そればっかですいません笑
けど、これからヨーロッパやなんかでもしょっちゅう「うわ、完全にドラクエじゃん!」って発言が出てくると思います。
てか、そういうのを見に行きたいんだよねー!
きっかけはなんでもいいと思うのですよー!
さて、というわけで、カッパドキアとは地域の名前。
見所は結構広範囲に点在してるみたいで、まずは起点となる街、宿を決めなくてはいけない。
まぁ色々なところがあるようだけど、僕はギョレメという村にした。
ギョレメは値段の手頃な洞窟ペンションが多いらしい!
泊まるなら絶対、洞窟でしょ!!!
てことでバスを降りたら早速宿を探しに村を歩く!
それにしても…ギョレメ寒ィィィィ!
イスタンブールはそこまででもなかったのに、手がかじかむほどの寒さ!
そして天気が悪い!雨降りそう!
これは宿探しも、短期決戦で決めなければマズイ!!!
とりあえず、ネットの情報から目をつけていた安宿に向かう。
が、まさかのドミトリー満室!
ギョギョ!…あ、ギョレメだけにね。さかなクンさんですね。
目星をつけてきてる場合、そこに泊まれないって結構精神的ダメージがあるのです!
結構調べて吟味した結果だからね。
しかも、そこに泊まれると思ってたから、他はメモってない!まずーい!
しかたなく近場に飛び込む…満室!
ギョギョギョ!!!
カッパドキアの街は起伏が激しく、坂だらけ。
バックパックを背負っての移動は結構しんどい。
寒いし。
二件連続NGでかなり焦ってくる。
もう、ちょっと高めでもとりあえず宿を決めちゃうか?
一泊はとりあえずガマンして、良くなかったら翌日から移ればいいし…
そんなことを考えながら入った三軒目。
ドミが空いてた!!!即決!
料金は10ユーロ(約1350円くらい)。
てかユーロ表記なのね、そこ。
たまにリラとユーロを使い分けてくる、トルコ。
しかも、ちゃんと洞窟ドミトリーだったー!
安いドミだと普通の建物の場合もあるみたいだけど、この宿はしっかり洞窟!
部屋は暑かったり寒かったり湿気てたりするかなーと思ったけど、全然大丈夫!
洗濯物を部屋干ししてもちゃんと乾いた!
念願の!洞窟!
もし良くなかったら移ろうかとか考えてたけど、一泊して良かったのでずっとここに滞在した。
チェックインしたら早速、気球とかツアーは参加しないのか?と宿から勧誘を受ける。
カッパドキアの宿はほとんど宿からツアーに申し込める。
「気球には乗りたいと思ってるよー」
と返事をしたが、
現在、絶賛雨降り中。
ちなみに今朝の気球は悪天候キャンセルだったらしい。
天気予報を調べると、明日も雨。あさってからどうにか晴れ。
これは、今日明日は引きこもりかな…。
少し雨が上がったすきに、街歩き。
寒いからすぐ帰ってきたけど。
むー、ネパール、ポカラの時といい、天候に恵まれないなぁ。
雨男なのだろうか…。
二日目の午後、散歩から戻ると宿に日本人の男性がいた。
今日着いたようで、明日の朝の気球ツアーに参加するらしい。
じゃあ僕も参加しようかなー、と宿のレセプションで気球ツアーの申し込みをする。
気球は大きさとか飛行時間で色々値段の種類があるらしく、100ユーロ(約13500円)、120ユーロ(約16000円)、150ユーロ(約20000円)、と3つのプランを提示される。
100ユーロのはオススメしない、120ユーロのがいいと思う、と宿の人。
こうやって3つ提示されると、真ん中に行きたくなるのが人間。
どーしよっかなぁー…。
「あした、さっき着いた日本人の男性が気球乗るでしょ?彼と同じ気球にして。」
もうわかんないからさっき挨拶しただけの男性と一緒のプランにすることにした笑
すると、宿の人の顔が険しくなる。
「…実は彼と君の値段は違う。絶対に彼に料金のことを言わないと約束してくれ。」
…なにこの展開!なんか嫌なんですけど!!!
よくわかんない、なんでそうなるんだ?と混乱していると、僕が彼の英語を理解しなかったと思ったのか、
「ちょっと待って…」
とスマホの翻訳機能まで出して
「絶対に言わないでください」
と日本語に音声翻訳したものまで聞かせてきた。
えー!なんか一気に不信感!!!
けどこの流れで拒否するのも後が怖いので、日本人の彼と同じプラン、100ユーロの気球に参加することに…。
夕方、日本人の彼に食事に誘われたのでギョレメで一緒に夕飯を食べる。
名前をテツさんといい、僕の一歳年上で彼も世界一周中、このあとのルートも期間もほぼ一緒だった!
宿の人には言うなと言われたが、こっちは同じ日本人。
一緒にご飯まで食べてて真実を言わない方が気が引ける。
「あのー、さっき気球申込んだんですけどね…」
と気球ツアーの際の一連のことを告げる。
「マジで!俺は120ユーロって言われたよ!やられた!」
やはり僕が100ユーロで買った同じツアーを、テツさんは120ユーロで買わされていたのだった。
僕「なんで彼らそんなことしたんすかね?」
テツさん「あー…もしかしたら、俺は宿代を値切ったからその分を気球で調整されたのかもな…。」
とのこと。
なるほどねー。
ともあれ、テツさんとは一緒にターキッシュフードも食って意気投合!
まぁ、宿代値切ってるから、トータル対して変わんないし!
明日は共に5時起きで気球ツアー!
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ブログに載っている、どの写真も美しい。
返信削除文章も物凄く面白い、読みやすいです!
表現を追求する人ならではの物なのでしょうか?
星さんの旅がこれからもなんとなーく平穏でありますように!
シャイ!シャイ!シャイ!シャイ!
洞窟ホテルいいですね~☆
返信削除星くんのツイで見てから、ずっと気になっていていつか私も行きたいな~と、心の中で計画立ててます笑
同じ日本の方と一緒になってよかったですね。
やっぱり心強いですよね^^
いよいよ、次は気球ですね~。
写真が楽しみ~♪