2013年6月15日、世界一周スタート。

世界を自分の足で歩いて、空気を吸って、自分の経験にしたい。
ダンサー、俳優、パフォーマー、表現をする人間としての自分の一部にしたい。
自分の中の世界地図を埋める旅。

タイ→ラオス→ベトナム→カンボジア→タイ(2回目)→マレーシア→シンガポール
→中国(広州)→マカオ→香港→中国(北京)→インド→ネパール→トルコ→ブルガリア
→ギリシャ→イタリア→バチカン市国→サンマリノ→スロベニア→クロアチア→モンテネグロ
→ボスニアヘルツェゴビナ→セルビア→ハンガリー→ポーランド→チェコ→オーストリア→ドイツ→(一時帰国)
→イギリス→フランス→スペイン→モロッコ→エジプト→ケニア→南アフリカ→アルゼンチン→ウルグアイ→チリ
→ボリビア→アメリカ→日本帰国

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2013/12/06

アカデミア美術館、ダビデ像の身体の美しさに、魅入る

フィレンツェ観光。

フィレンツェは街並みもキレイだが、やはりドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)が素晴らしい。



これを見ただけで、あぁフィレンツェ来て良かったなぁと思える。
配色とか、細かい細工とか、ゴテゴテしてるけど派手過ぎず、他のところで見ない感じ。

これは写真では伝わらないかもなー。

というか、やっぱり写真では伝わりきらないものだし、その方がいいと思うのです。


最近はテレビやインターネットや本で、遠くの土地の映像を見ることができるから、それで満足して自分の足を運ばない人が増えていると聞いた。

けど、実際に来て見たらわかる。

これは、写真では伝わらないな、ってものばかり。

写真でも、テレビやインターネットにしても結局は平面だし、匂いも質感も空気感もない。

自分の五感で感じると全く別物。


ミュージカルの舞台もそう。
CDやDVDと、生では全く違うのを知ってるから、みんな劇場に観に行くんだよね。


そんな、実際に見ると全く違った!と感動したフィレンツェの見所がもうひとつ。

アカデミア美術館の、ダビデ像。

フィレンツェにある、アカデミア美術館。
たくさんの展示物があるけど、ダビデ像は一番奥の一番いい位置に展示されている。

画像はwikipediaより

教科書とか、複製とか、たぶん色んなもので見たことがあると思う、ミケランジェロのダビデ像。

けど実際に見たら、多くの人を惹きつけるのがわかった。


まず、その巨大さ。
高さは5メートル以上、台座に乗っているのでさらに高い。

等身大か、2メートルくらいだと思ってたからびっくりした。


その身体は、骨があり、内臓があり、筋肉があり、皮膚の薄さや血管まで感じるようなパーフェクトさ。
ももの筋肉、ふくらはぎの筋肉、肩から背中の筋肉、手の甲の血管、パーフェクト。

絶妙な重心の立ち方。
全て同じ素材にあるにもかかわらず、ももの筋肉、踝の硬さ、手のひらの張り、全て違う質感に見える。
美しい腹筋の内側には、内臓が感じられるほど。

どこも素晴らしいが、特に腕の筋肉とももの筋肉が素晴らしいと感じた。

周りには椅子があり、ずっと眺めている人もいるし、椅子のないところに座り込んでじっと見上げている人もいる。


けど、これはうっとりと、見入ってしまう。

1504年に公開されてから、500年。
いったい何人の人が見に来たのかな。
美術品って、芸術家ってすごいな。


そしてやはり、立体の感動。
写真でしか見た事がなかったが立体であらゆる方向から見えるのはすばらしい。
そして、どの方向からも隙がない。


きっと写真に収まる場合は正面からのアングルが多いので、肩から背中の筋肉は初めて見たが、とても美しい。


作られたものとは思えない、いや作られたものだからか、パーフェクトな美だ。

そして、このダビデの空間、ライティングも素晴らしい。
筋肉の質感がとても美しく見えるようにライティングされている。


ふと、思いついたことだけど、ダンサーの身体美を見せる公演やギャラリーをやりたいな、とおもった。
人間の身体って、本当に美しい。
そんなことも表現したかったんだろうな。

躍動する人の身体は美しい。
けれど、この像は生きている人間のような感動がある。

実物を見る価値が十二分にあった。


僕がこの旅で、目で見て、最も感動したもののひとつです!!!


見たいなー、と思ったら、ぜひ現地まで足を運んでください!!!
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