2013年6月15日、世界一周スタート。

世界を自分の足で歩いて、空気を吸って、自分の経験にしたい。
ダンサー、俳優、パフォーマー、表現をする人間としての自分の一部にしたい。
自分の中の世界地図を埋める旅。

タイ→ラオス→ベトナム→カンボジア→タイ(2回目)→マレーシア→シンガポール
→中国(広州)→マカオ→香港→中国(北京)→インド→ネパール→トルコ→ブルガリア
→ギリシャ→イタリア→バチカン市国→サンマリノ→スロベニア→クロアチア→モンテネグロ
→ボスニアヘルツェゴビナ→セルビア→ハンガリー→ポーランド→チェコ→オーストリア→ドイツ→(一時帰国)
→イギリス→フランス→スペイン→モロッコ→エジプト→ケニア→南アフリカ→アルゼンチン→ウルグアイ→チリ
→ボリビア→アメリカ→日本帰国

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2013/08/31

広州から世界遺産とカジノの街、マカオへ!

タイ・ベトナム・マレーシア等の東南アジアを旅してからの、中国入国。

やはり、東南アジアの国々とは全く違う。
ザ・中国という感じがする。

まず、人が多い。


広州と他の地域を結ぶ玄関、広州の鉄道駅。


駅前の広場のようなだだっぴろい空間に、座ってる人もたくさんいる。
この日はどしゃ降りが降った後で地面は濡れていた。



ここは、屋根が無いだけで、日本の感覚の、駅の構内のようなものなんだろう。

とにかく人人人。地下鉄に乗っても、いつも大混雑だ。


海外の地下鉄に乗ると、毎回その綺麗さに驚く。

タイ、マレーシア、シンガポール、中国で地下鉄に乗ったが、すべて日本より綺麗と言っていい。
逆に外国人が日本に来たら、地下鉄のショボさにびっくりするんじゃないかな?

日本の地下鉄は、古いからね。
僕が今まで旅してきた国の地下鉄はみんな出来たのが比較的新しいから、ホームドアやモニターなど、全部最新式。
日本のLEDの電光掲示板みたいなやつすらない。みんなモニター。


さて、僕は広州は一泊(正確には空港泊含めて二泊だが)だけにし、マカオに向かうことにした。


マカオは漢字では澳門と書く。

マカオは中華人民共和国、特別行政区。
「マカオ」は中国の一部であり、国ではない。
1999年までポルトガルの植民地だったが、その後中国に返還され特別行政区になる。

中国だけど、入域するにはパスポートもいるし、通貨も違う。

マカオへは、広州からバスで二時間半。
ネットからの情報を頼りに、広州の大きなホテルの前から出るバスに乗る。





バスは30分おきに出ていて、その場でチケットを買って乗れた。
70元(1120円くらい)。


結構キレイな3列シートだった。

予定通り2時間半でマカオに隣接する中国側の珠海まで着き、そこからは徒歩でイミグレへ。
結構混んでいて一時間くらいかかったが、難なくマカオに入域した。


まずはマカオの通貨を確保しなくては。
両替所で、手持ちの人民元を香港ドルに両替。

このあたりから、短期間に通貨が変わりすぎて、金銭感覚がよくわからなくなる。

まだWifiは拾えてないが、google mapで見ると、安宿が存在するらしいマカオ中心部まではここから3キロ。


3キロか…歩けるんじゃないか?
それに、マカオは小さい街で、この3キロの移動で街中を結構見ることができる。

バックパックを背負ったままだけど、散歩がてら徒歩で向かうことにする!





まず目に入ったのは、かなり築年数の古そうな、集合住宅。
マカオは国ではないが、一つの地域と見れば、世界一人口密度が高いらしい。




お散歩はたのしいが、バックパックを背負っての散歩はどんどんきつくなる。

直線距離で3キロの道のりだったが、道に迷いながら1時間以上歩くことになった。

荷物の重みがかかる肩は、すでに皮膚感覚がなくなっている。
地図と方角を確認し、とにかく歩く歩く歩く。

中国圏に入り、東南アジアとの違いで感じるのは、旅行者に対してさして興味がないこと。
あまりジロジロ見られたりしないし、タクシーやなんかの客引きもない。
これはありがたい。黙々とただ歩く。


もうそろそろ無理かも…と思ったころに、中心部まで450Mの看板が。
少し回復した。体力は気持ちの持ちようだ。

中心部の中心地、セナド広場に到着。

南欧風の建物。中国とは思えない。


荷物を下ろし、ボーっとする。
マカオは世界遺産とカジノの街。完全なる観光地だ。

欧米人はほとんどいない。ほぼ東洋人。ほとんど中国人かな。


世界遺産、聖ドミニコ教会。


ここが一番雰囲気があってよかったなー!

世界遺産、聖ポール天主堂跡。


横から見ると薄っぺらいのが面白い。





世界遺産と、カジノとホテル。不思議なミクスチャーの街。




面白いくらいに、欧米人がいない。わざわざマカオに来ないのかな?

そして僕はカジノは興味ないから行かない。
ラスベガスとかも行ってみたいし、カジノの街には興味あるけど、「カジノ」自体には全く興味がないんだよねー。

負けるイメージしか無いからかな?笑



ネットからの情報を頼りに安宿街をあたる。

雑居ビルのような薄暗い建物に入り、窓も無い独房のようなシングルルーム。
200香港ドル、1600円くらいか…

「Wifi使える?」と聞くと、そんなものあるわけないだろ、みたい顔でNOと言われた。
タイとかでもっと汚い部屋も泊まったけど、さすがにWifiなしでこのクオリティはキツイ。

東南アジアから旅をしてきて、宿代は高くても1000円代ってのが目安になってた。


なんだかバックパッカーに優しくない街だ。

さんざん歩いて疲れたこともあって、もう諦めて多少高くてもいいや、となってくる。

次に入った宿は、Wifiも使えて、バストイレ・エアコンもついた個室。380香港ドル。 
決して「ホテル」と言えるレベルでもないが、まぁそこそこ清潔な「宿」。
さっきの部屋の約2倍、まぁこんなもんだろうと思い、即決。


…このとき、僕は香港ドルのレートを勘違いしていた。


この時のレートでは1円は0.08香港ドル。
しかしなぜか逆の1香港ドル=8円みたいな計算をしていた僕。
シンガポール→中国→マカオと短期間で通貨が変わりすぎてよくわからなくなっていたのだ。

380香港ドルは3000円くらいだろ…まぁ今日だけは仕方ないか、と思っていたが

部屋に入ってからちゃんと計算して気づく。

380香港ドル=4800円!
高ッ!!!!!

結果的に、このホテルを選んだことは間違った判断だったとは思わないが、マカオのホテル高ッ!
んでもってさっきの独房宿で2500円とか酷いな!笑


4800円…タイの宿の10倍。

滞在一泊、マカオはさっさと出ることにした。

広州→マカオ→香港、ここから駆け足の旅になる!



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1 件のコメント:

  1. すごいきらびやかです~。
    建物の形にびっくりです。


    世界遺産、聖ポール天主堂跡は行ったことある人に写真を見せてもらったことがありますが、まさかこんなに薄いとは・・・初知りです・・・


    にしても駅の前の座っている人たちはじかに座っているのでしょうか・・・気になります。
    じかに座ってたら、お尻が濡れちゃうのに。

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