国境越えて、ラオスのフエサイ、そしてパークベンへ

タイからラオス、国境越えの朝。

今日の宿は朝食付き。
久しぶりに、というかこの旅初のアメリカンブレックファスト。
トーストにスクランブルエッグ。
タイではタイフードよりちょっと高めだから食べてなかったけど、うまいなー。



朝食後、宿のバンに乗り、船着き場に移動。
ここでタイの出国手続きをする。出国カードに記入してパスポート見せたらすぐＯＫだった。

小舟にのり、対岸へ。

こっちがタイ、チェンコーン。
川を渡ればラオス、フエサイ。

もう本当に目の前だ。
タイ出国、ラオス上陸。あっという間！

そしてラオスで入国手続き。
イミグレの記入はちょっとめんどくさいけど、書いたらパスポートにハンコ押してもらって、もうＯＫ。
日本人はビザがいらないからね。
簡単に入国できすぎて、逆に心配になるくらい！笑

ということで、あっさり2か国目に突入！

タイ人とラオス人の違いはまだわからない。公用語もタイ語からラオス語に違うけど「コップンカップ（タイ語のありがとう）」って言いそうになる。
まだラオス語調べてなかったな…

ツアーでの移動のため、ツアー会社の事務所に寄り船のチケットを手配してもらい、そのあと船着き場へ。

乗る船。

これが、おそろしく狭い！
前後の座席間隔は日本の4列シートの夜行バスのサイズ！

僕は偶然、2席を一人でつかえたが、身体のデカイ欧米人もここに二人収まったりしてる…


船酔いはなかったが、とにかく狭くて動けない。
景色も7時間、ほとんど変わらない。

窓はなく、全開。風が気持ちいいを通り越して、帽子とびそうレベル。
たまに雨が降ってくると、みんなでシートを下げる。

7時間、狭いのがとにかくしんどい…明日は9時間らしい。


夕方6時、中継地点のパークベンという街に到着する。

メコン川沿いにあるこの街は、フエサイとルアンパバーンのちょうど中間。
スローボートで行く場合は一日でルアンパバーンにはいけないので、必ずここに一泊することになる。そのための街。
なのでその旅行者向けのゲストハウスはたくさんある。

船を降りると、ゲストハウスの客引きたちが待ち構えていた。
船底に積んだバックパックが降りてくるのを待つ間、客引きと交渉して宿を決める。
どうせ一泊だし、明日も朝早く出ていくしどこでもいいか、と思い、適当に安そうだった宿に決める。

ミニバンに乗り合い、宿へ。この写真見てわかると思うけど、アジア人全然いない。9割5分欧米人。

宿はきれいではないけど、Wi-fiが使えてバストイレもある4人部屋が100バーツ（300円）。
しかも僕の部屋は他に客がいなかったので、バストイレ付の4人部屋を一人で使うことになり、かなり満足。

ラオスの通貨はキープだが、まだタイのバーツも使える。
もちろんバーツで払うと若干割高になるのだけど、まだラオス通貨を手に入れてなかったので、しばらくはしかたない。

部屋に荷物を置き、夕飯を食べるためメインストリートに出る。
メインストリート、というかストリートは一つしかない。宿の前の道100mくらい、右か左かそれだけ。
それでも、その日船に乗ってきた50人程度の旅行者たちには十分な街。
ラオフードか、ステーキか、インディアか、選ぶくらいはレストランもあるし、パンや水やお菓子も買える。

通りに、違和感があるくらいポツンとATMがあった。

海外のATMではキャッシュカードが吸い込まれる（出てこなくなる）という話もたまに聞く。
もしそうなってもATMに書いてある電話番号に連絡すればいいのだが、手元に戻ってくるまでに何日もかかることが多いらしい。
ラオスのキープを手に入れる必要もあったが、さすがにここで吸い込まれたらシャレにならないので使うのはやめておいた。
※銀行に併設してあるATMなら、もしトラブルがあっても営業時間内なら対応が早いそうなので、なるべくそれを使うようにしている。

とりあえず、適当に良さそうな店にバーツでも払えるか聞いて、入る。
Wi-fiも使える。
旅行者は二言目には「Wi-fi使える？」なので、カフェでも宿でもみんなWi-fiは準備してある。

ご飯を待ってると、同じ船に乗っていた一人の日本人の女の子が入ってきた。
僕もなんとなくあの子は日本人だろうなーと思ってたが、向こうも思ってたらしい。

ユウコさんという同じく一人で世界一周中の女性で、せっかくだし一緒にご飯を食べることに。
世界一周中の人に初めて会えたし、いろいろ情報も聞けて良かった。

ヌードルとコーヒーを飲んで、お会計は80バーツ（240円）。
100バーツ札しかもってなかったので、それで払うと、「おつりはキープでいいか？」と言われ、5000キープ渡される。
一瞬混乱するが、計算すると大体合ってて別に悪くないレート。
（この日時点のレートで10000キープが39バーツなので、まさにちょうどだ）

こういうときに今までのタイならボッタクられそうな感じがするけど、ラオス人はなんかそんな感じがしない。
穏やかで、客引きもしつこくなくて控えめだ。


さて、明日は同じ船に9時間乗る予定…。
今日の7時間でも相当しんどかったから、かなりの覚悟がいる。
とりあえず、今日も疲れたので部屋に帰って休むことにした。


 
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