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2014/01/20

凍えるモンテネグロと暖かいモンテネグロ人。

コトルからバスに乗り、モンテネグロの首都ポドゴリツァという街についた。

何も情報を持たずに入った街。

なにか調べたいがフリーのWiFiが飛んでない。


何も調べられない…。

宿も調べられない…。

普段にWifiに頼りすぎてるね。


バスターミナルから外へ出てみるが右手に鉄道駅があるだけで見える範囲が全く栄えてない!笑

飲食店も、ホテルもない。

まいったな…これはここにいても仕方ないし先に進むか、と思い、次の目的地へのバスを探す。

サラエボ行きの夜行が夜23時55分発。
うむ、これで行こう。

しかしそれでもあと5時間。
どうしたもんかな…


とりあえず大通りを歩いてみよう!
と思い歩き出したら15分くらい歩いたところにモール発見!


かなり寂れたモール。

空きテナントも多いし、第一客があまりいない。

が、WiFiが飛んでた!
やるじゃないか!

とりあえずここのフードコートで閉店まで粘ろう。

フードコートでピザを買う。
店員のおばちゃんは英語は全く通じない。
ワンもツーもわからなくて、ピザがいったいいくらなのかわからなくて苦労した…。


って1ユーロかい!

このピザまずっ!

このフードコートにいるのは、暇を持て余してしかたがない高校生みたいな地元民くらい。

不良、まではいかないかもしれないけどマジメな学生には見えない。
暇をもてあましてニヤニヤしながら「ここ座っていいかい?」って僕のテーブルにきた。


いやああああ!絡まないでーーー!と内心ビックビク。


丁重にお断りしたら見逃してくれた。
けどなんか嫌な感じしたからここら辺が潮時かと思い、バスターミナルへ戻る。


バスターミナルはとてつもなく寒い。
雪ふってるし。


トイレに行くが、どっちが男でどっちが女かわからない!!!

勘で行くしかない二択。


正解の方には男性のチップ係が待ってました。正解。



まだバスまで3時間くらいある。
疲れもあり、思考を停止して寒さに耐え、やっとバスに乗り込む。

サラエボ行きの夜行バス、客は5人。
夜中にふと起きたら、完全に雪山。


こんな景色、最後に見たのは中学校のスキー教室以来かな…。

ボスニアヘルツェゴビナ、寒いんだなぁ…。


朝6時、サラエボのバスターミナルに到着。
相変わらずWi-Fiは繋がらず、ここが街中なのか街外れなのかもわからない。


そして寒い。あんまり歩きたくない。

どうしたもんか…とウロウロしてたら、ポドゴリツァからのバスで一緒だったモンテネグロ人の若者が話し掛けてくれた。

「この周りは歩いていける範囲はなにもないよ!宿は決まってるのかい?俺は友達の家に行くんだけど、友達が迎えに来てくれるから街中まで一緒に乗せてあげるよ!」


そしてなんと、街中のユースホステルの前まで連れてってくれた!!!


なんといういい人!!!
びっくりしたわ!!!


丸一日、ドブロブニク→コトル→ポドゴリツァ→サラエボと寒い中移動しただけの日でかなり冷え切った心が暖まった!

うん、旅で会う人みんな言うけど、このあたりの国はいい人が多い。

サラエボ、楽しめるといいなぁー!
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