フアランポーンから、地下鉄でシーロムへ。シーロムでBTSに乗り換え、サイアムへ。
バンコクの電車はすぐ来るし、快適。
夕方から、海外赴任中の叔父さんとご飯を食べる約束をしていた。
この旅で最初に僕がバンコクに着いた日も夕飯をごちそうになり、叔父さんのマンションに泊めていただいた。
そのあとももう一回食事をしたので、今回で三回目。
一度目は、有名店でタイ料理。二回目は「焼肉が食べたいっす」という僕の希望で韓国焼肉。
そして三回目「何が食べたいですか?」と事前にメールで聞かれ、
悩む!めっちゃ悩んだ!
普段自分一人の旅をしてると、どうしても質素になる。
ここぞとばかりに親戚に甘え、おいしいものを食べたい。笑
ステーキも食べたいけど、和食も捨てがたい…が、僕は熟考した結果、
イタリアンでお願いします!!!と返答した。
これからまだしばらくアジアだし、ピザとかパスタってなかなか自分一人じゃ食べないと思ったので。
しかし、返事をしたあとも「やっぱ和食もよかったかなー!?」と揺れた。笑
サイアム・ナショナルスタジアムエリアをぶらぶらした後、待ち合わせ場所で、叔父さんを待つ。
現れた叔父さんは僕を見て、
「あー、タンクトップに短パン、サンダルか…店入れるかな…」
え!?
やっべ、超油断して、完全にいつものバックパッカースタイルだった!
最初のころはまだTシャツにスニーカーだったのに、より一層ラフになってく僕の格好。
今や「ipho made in Vietnam」とか書いたパロディTシャツ着ちゃってる。
いやこのジョーク、レストランじゃ笑えないね………。
「まぁ、行ってみて無理だったら別のとこ行こう」と言う叔父さん。ドキドキ…
店に入ると、特に何も止められず席に案内された。…ほっ良かった…。
いやいや!しかし、ダメだった!ミスはミス!
だめだ!完全に油断してた。というか思考が停止してた。反省!
人と会うときとかやっぱりちゃんと礼儀を尽くさねばいけない!
僕はこの一か月と少しの東南アジア旅行であった出来事や感じたことを叔父さんに話す。
叔父さんは、タイでの生活やタイ人と働いて感じることなどを僕に話してくれる。
しかしまぁ、同じ東南アジアにいるのに、バックパッカーと海外駐在員で見える世界が全然違う。
これが面白い。
僕の見てきたのは東南アジアのある一面に過ぎないなーと思う。
観光地でのボッタクリタクシーとか、最低クラスの安宿とか、汚い食堂とかそんなところ。
そうなると東南アジア=汚い、貧しい、みたいなイメージになりがちだが、
今食べてるレストランはとてもキレイだし、働いているウェイターの接客もすばらしい。
もちろんここはすごく有名なお店だと言っていたが、こういうところもタイにはある。
視野を広げようと思って旅してるのに、狭いとこだけを見てた。
自分の気持ち次第で、もっともっと発見があるんじゃないかなーと感じた。
メリハリつけないと!
叔父さんはまた、たまにはうまいもん食ったり、いいホテル泊まったりしたら?と言ってくれた。
バックパッカーは、日本では普通の生活をしてるのに、海外に出てきたら急に極端な節約をしだす。
地域で一番安いくらいの安宿を調べて泊まり、少しでも安い移動手段を探して移動する。
そして、危険な目に遭ったりして、「海外やべぇ!」とか言ってしまう。
でも日本では、大阪の西成(市橋容疑者が逃亡生活をしていたと言われるところ)の1000円台の安宿に泊まったりとか、極端に安い夜行バスに乗ったりは、僕はしない。その安さは危ない。
そんな日本だったら冷静に判断できるところが、マヒしてしまう。
判断基準が「安い方」というだけになりがちだった。
これも視野が狭くなってることに気付いてなかったところ。
一人旅だと思考もどんどん偏っていってしまう。良くも悪くも!
はい、つらつら書いてしまったが、叔父さんとの食事は本当に有意義だった。
ピザ、スパゲティ、ラザニア、ステーキ、ティラミスまで!笑
そして食後には高級店のマッサージ。店内の清潔さ!
ここもカルチャーショックね。あ、キレイなとこはキレイなんじゃん、っていう。
叔父さん、本当にありがとうございました。
次は日本で、帰ってからお食事に行きましょう!
次は日本で、帰ってからお食事に行きましょう!
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